ノースシドニーにある公園「Wendy’s Secret Garden」はまるで映画の世界や子供の頃に読んだ絵本の中迷い込んだような雰囲気になります。
シドニーにある他の公園とはまた少し違った魅力のある公園ですし、交通の便も良く景色も素晴らしいので是非観光だけでなく在住者にもおススメしたい場所です!
Wendy’s Secret Gardenの行き方
所在地: Lavender St, Lavender Bay NSW 2060
時間: 月曜日ー日曜日 24 時間営業
ルナパークから歩いですぐなので、行き方は下記のように色々です。
●フェリーでMilsons PointのWharfまで
●電車でMilsons Point駅まで
●電車でNorth Sydney駅まで
私はフェリーでMilsons Point(ミルソンズポイント)Wharfで降りました。
するとルナパーク横の歩道を歩きながら進んでいけば良いし、壮大なハーバーブリッジやオペラハウスを見ながら歩けるので気持ち良いです。
Wendy’s Secret Gardenとは
Wendyと彼女の有名なアーティストの夫である故Brettは1970年にLavender Bay に家を建て20年間住んでいました。
Brettは家の中にシドニーの象徴的な写真を多く書いていたそうです。
1992年に夫であるBrettが亡くなられ、悲しみに襲われたWendyは少しずつ自分の生活を取り戻し、彼女の家のふもとにある、ゴミの山と化されていた使われていない鉄道の土地を片付け始めます。それは夫を亡くしショックから立ち直れない彼女を、くたくたに疲れ切って何も考える必要をなくさせるほど没頭させたのです。
彼女はそれを毎日毎日続けますが、特に行政機関に許可を得ていたわけでもなく、またその行政機関も彼女を止めることはしなかったようです。
Wendyがその場所をきれいに片付けると、今度はそこに巨大な絵画のような庭を作り始めました。
Wendyはこうコメントしました。
「庭を作り始めた時、私は園芸について何も知りませんでした。ただ私は、自分が好きなものを知っていました。それ以来、私はここにいることが好きでそれは植物と私と庭師との共存関係です。」
しかし、アーティスト兼庭師Wendyの喜びは2001年にWendyの唯一の子供である娘Arkieが37歳で亡くなった時に再び消滅し、彼女は悲しみに暮れながらもガーデニングに再び身を投じます。
写真より実物で見ると本当に素敵なお家です。子供の頃の絵本に出てきてたお家のよう!
庭師とボランティアの出会いと活動
Wendyが崖の脇を滑り落ちて、割れたガラスととげで怪我をしてしまった時にたまたま通りがかったシチリア出身の陽気なピザシェフのCorradoを雇い、彼はいまでもWendy’s Gardenで働いています。
その後Wendyはウルグアイ出身の多才な画家であるRubenを雇い彼は庭師となりました。Rubenもまた、まだWendy’s Gardenで働いており彼とCorradoはSecret Gardenの献身的な長期庭師となっています。
さらに毎月第1日曜日に庭にあるまる地元ボランティアの庭師がいて、除草したり庭の手入れを手伝っているそうです。
ボランティアの庭師はLavender Bay地区の住民や新規参入者によって、庭への愛情に包まれた多様なグループ友情を楽しむユニークな機会となっているそう。
庭園の中の様子
庭園を歩いていると、どこからもこのハーバーブリッジと海の眺めが見えます。
野菜庭園
今一番やりたいことはガーデニングなので、こういうベジガーデンを見ると興奮してしまいます。
下の写真はFennelかな?
イタリアンパセリだったり。
庭園でピクニック
Wendy’s Secret Gardenはどこを歩いていても素敵なテーブルと椅子が置いてあるんです。
家族やお友達、カップルでピクニックをしている人が沢山います。
場所柄、とても静かなので落ち着いてゆっくりしたい人にはとくにおすすめのピクニック場所です。
庭園を散策
鳥の鳴き声、そびえ立つ木々やハーブ。
曲がりくねった小道に沿って歩いていると、子供の頃の冒険心を思い出します。
まさにSecret Gardenにいるという気分を感じさせられます。
小道や階段が色々な方向にあり、気づいたらNorth Sydneyの景色が目の前に!
この階段沿いのアパートやお家はとてもかわいかったです。
逆に海沿いに下っていくと芝生の広場があり、ここでもピクニックやミニコンサートを楽しんでいる人たちがいっぱい!
まとめ
シドニーのハーバーブリッジのふもと(Milsons Point側)に小道があり、そこから簡単にWendy’s Secret Gardenに行けてしまい、そこはまさにSecret Gardenでした♥
大きな庭園ではないので、様々な年代の人たちが楽しめると思いますしお年寄りやお子さんも結構見かけました。
近くには小さなPlay groundもあります。
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